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2018-03-04
ロードスター 幌修理!

遠方よりロードスター幌修理 及び 点検の来店されました。
先ずはプラグ交換から開始。
ロードスターはネジの数が多い。
ボディーパネルは頑丈に出来ていますので 割れる事は少ないのですが
重い・・・・・! 慎重に取外し
何時も思います。700ccのプラグコードは外し難い
しかもロードスターは一工夫しないと簡単に外れません。
続いてエアーバックマーク消去作業
車検時に点灯しているの NG となってしまいます。
普通に走行していても 点灯 すると ビックリしますよね。
単なる 接触不良か? ユニットの故障か? 原因は色々考えられます。
先ずは診断から。最悪の事を考えて ユニットを手配しておきました。
診断してみると 他にも故障コードが残っていました。
先ずは SAMのアップデートを行い その後 エアーバックランプを・・・・・
SAMのアップデートすると電気系統のリフレッシュにも有ります。
今回は 無事ランプ消えて一安心。
そして 幌の現状を確認しました。
今回の症状は
 1cm位で区切って作動させると何とか開きます。
         スライダーを確認すると 破損有り

 途中で ギアー空回りの「ガがガが」の音。
        ワイヤー 及び ギヤーの擦れ

 途中で不動になる。 
        モーターの劣化 途中でヒートして止まる。
        最悪 モーターが焼き付く 恐れ有り。 などなど。
 時間を考えると 作用開始した場合 幌無しで 放置・・・・・
  しかも 最近 近場で噴火して 灰は降ることを考えると・・・・・・
 と 言う事で 翌日早朝からの作業に切り替え
 「宮崎地鶏の旅」へと旅立つ事に   笑い!

 翌日 予感がバッチリ当たりました。 外れて欲しかった orz
  展示場の車が 全て グレーになったいました。
  昼から雨の予報が! 慌てて展示車の灰を落とす事に。
  洗車終了と同時に雨が・・・・・ 恵の雨になるか 最悪になるか不安・・・・

 作業開始!!
幌の裏を確認すると 色々なプラスティック部分が破損 クラック多数有り。
開閉稼動部分なので素材選びに難航。
アルミは厚みが有り 幌表面に影響が出る場合が。薄いと強度不足・・・・
今回は 只今思索中の 内装パネルキットで購入していた
カイダックシートで作製。この素材は 航空機の内装等でも使用されている。
軽くて耐久性抜群。幌にも若干の経年劣化の縮みが出ています。
また レールの剥離 幌シートのほつれ。熱着 接着を工夫しながら乾燥。
いよいよ車体側へ。
先ずは モーターを取外し ギヤーを確認。
ワイヤーのクズで埋もれいました。ワイヤーを引き抜き
新品と比べても かなり 劣化していました。
当たらしワイヤーを挿入して行きますが 片側が・・・・・
左右のワイヤーはモーターを通って 反対側のピラー部分に上って行きます。
確認するとそのバイパスが 途中で潰れかけていて 渋くなっていました。
そして 幌部分を車体に組み込みます。
確認しながら組み込みますが・・・・・?? かなり 動きが渋い部分が
そこでレールを確認。すると 一部にレールの変形を確認。修正。を繰り返し
組上げ完了しました。
作業画像がなかなか 取れませんでした。
今回交換した部品です。
ロードスターの部品も年々欠品部品が出ているようです。
希少車種ですので 早めに!
大事に乗れば まだまだ 乗れます!!

 

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